以前は、厄年にかかる前に結婚・出産を終えてしまい、子育ての真っ最中にその年を向かえ、気づく暇もなく過ぎ去っていくような人が多い世の中でした。しかし、現在は晩婚化が進み、丁度その年のタイミングで結婚・出産を向かえる女性が多くなっています。結婚や出産は、人生にとってとても大切な出来事です。ゆえに、厄年だということを気にして踏み出せない女性も少なくありません。この年はなるべく避けたい気持ちが強い人も多いのですが、実は気にしなくてよい事柄なのです。厄年の由来をみてみると、星や方角が関係していることがわかり、出産などのイベントにはほとんど影響がないことがわかります。それどころか、出産に関しては子供を授かると厄が落ちると言われることもあるぐらいで、良い影響をもたらしてくれるのです。年齢的に良い年ではないからといって、自分の幸せをためらうのは良くありません。結婚や出産は年を気にせず、自分にとってベストなタイミングがいいでしょう。とは言っても、もしどうしても気になるようであれば、厄払いをしてもらうのがいいと思います。最寄りの神社やお寺、昔から良くお参りしている神社など信頼感のあるところへ出向き、お祓いをしてもらうのです。厄払いの際の服装は決まっていませんが、一般的には男性はスーツにネクタイ、女性は襟付きのワンピースやシャツなどを着ていくと恥をかきません。また、多くの場合靴を脱いでお祓いをしてもらいます。その際に恥ずかしく無いよう、靴下や靴に関しても気を付けられると良いでしょう。